記事に曰く、
《竹は短期間で成長するため周辺の家屋に被害をもたらすほか、広く浅く地下茎を伸ばすため土砂崩れの原因になる。一方で加工が容易という利点もあり、…(中略)…「建築資材に生かせればという考えがあった」》

竹の成長は速く、地方では頭を悩ませているという。そんなニュースを目にする度に「メンマにして食べちゃえばいいのに…」と本気とも冗談ともつかぬ感想を言っていたものだったが、実際にメンマ化の試みもあるやに聞く。

そんな厄介者扱いの竹に、古くて新しい用途がある由。鉄筋ならぬ竹筋とは寡聞にして知らなかったが戦時下の鉄代用品だったという。

「新しい戦前」は「新しい戦中」となり物資不足もやってきたかと溜息も出るのだが、土砂災害防止にもなるというので大いに結構なことではある。

なにせ日本の竹はエジソン発明になる電球のフィラメントになった実績もあるのだから(?)、竹筋にも期待しよう。

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鉄に代わる「竹筋コンクリ」 戦前技術に再脚光―東北の産学、実用化目指す:時事ドットコム jiji.com/jc/article?k=20231222

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@mdd125 まだ耐久性の試験段階ということの様ですから、鉄筋並みの寿命を確保できるかどうかが課題じゃないでしょうかね。竹の繊維の強度を損ねないまま腐食防止策を施せるかどうかが鍵かなと思います。セメントも水分が相応にありますので、何もしないと分解が進む可能性はあるんじゃないかという気がします。

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