BT>復元天守から何を読み取るか、という話ではあるんだけれど、今の名古屋城の場合は明らかに観光資源としての側面が強く意識されていると思う。市長の発言も結局その資源の価値がどうかという側面にしかフォーカスしていないところに、彼自身のあくどい資質が反映してこういう発言に繋がっていると思う。
こういう人物が自分の都合に合わせて拙劣な議論を大っぴらにやってしまうと、その「戦後処理」が面倒なんだよね。当時の工法に従うことで建築に必要となる資源(労力なども含め)が見えてくるなどの利点はあるんだけれど、そういう議論が以後しにくくなる。