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「これまでの主要な仮説を検証した研究チームは、ライトを背にして飛ぶ昆虫の行動がどの仮説とも合致しないことを発見しました。まず、虫は光を目指すのではなく光を背に飛んだので、「光への脱出」仮説は否定されています。また、「月測位」仮説では昆虫がらせん状の軌跡を描いて光源に向かっていくはずだとされていますが、昆虫は光源の周りを安定飛行する動きを見せたので、この説も不適当です。」
「空を飛ぶ虫がこの背光反射を身につけたのは、上下方向を素早く感知するためです。平衡感覚を持つ人間は、重力を頼りにどの方向が上でその方向が下なのかを把握できますが、高速で飛び回る虫にとっては、体が引っ張られる方向が常に下であるとは限りません。そこで、昆虫は明るい方向を上、暗い方向は下だと認識することで、方向感覚をつかんでいるものと考えられます。」月測位説が割と有力仮説だと思っていたけれど、そういう訳ではなかったんだ。

>「なぜ虫は光に引き寄せられてしまうのか?」がハイスピードカメラを使った研究で解明される - GIGAZINE
gigazine.net/news/20230523-ins

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