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「そのころのぼくはどっちかというと武満さんより三善晃さんのファンで、厳格なコンセルヴァトワールのメチエを学び、それを習得したうえで不協和音を書いているのがかっこいいと思っていた。そして、武満さんはそういうメチエの積み重ねがない人だというふうにも見ていた。

だからこそ武満さんはすばらしいんだっていうことも分かっていました。しかし、自分は小学校から作曲を学ぶような環境にたまたま育ってしまった。アカデミックなメチエを積み上げていく世界のおもしろさっていうのもありますからね。」

そういう下地のある人だったっていうことだけど、三善晃が好きだったってのはちょっと想像つかない。

>坂本龍一、武満徹との50年を振り返る | Mikiki
mikiki.tokyo.jp/articles/-/203

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