ドリーブ「ラクメ」続き:
「鐘の歌」に限らず、全体的にタイトルロールへの負荷が非常に高い作品。最高音域を多用する箇所が多いだけでなく、出番がなかなか途切れない。それでもサビーヌ・ドゥヴィエルの歌唱は最後まで安定して立派。出演者では他に、ラクメの父親であるニーラカンタ役のステファヌ・ドゥグーが迫力のある歌唱で、終演後にひときわ盛大な拍手を受けていた。
演出もインド側の配役に白系、イギリス側の配役に黒系の色彩を与えたモノクロームに近い舞台構成だが、非常に整理された演出になっていた。
全体として、この歌劇の質の高い上演として幅広く薦められる上演だったと思う。
上の3トゥートに #クラシック タグを入れておきゃ良かったな💦。
2/12の #プレミアムシアター はこのあと「3大テノールコンサート」とカラヤン指揮のヴェルディ「レクイエム」とかなり古いフィルムを持ってきた。既に何度か見ているので今回はレポートは省略。
#NHKBSプレミアム