二人の俳優が企画制作からじぶんたちで立ち上げる舞台作品について、あれこれと雑談しているポッドキャストを聴いてる。
「脚本脱稿した!」「スタッフさんがオファー受けてくれた!」「劇場おさえなくちゃ」「予算組どうしよう、助成金いけるかな……」みたいな話が盛りだくさんで、稽古終わりのサイゼリヤでなされるおしゃべりみたい。作品の生成過程の、具体的な段取りが帯びるわくわく感がパッケージされていてとても楽しい。
アルバイト事情など、生々しい話が素直になされているのもいい。
https://open.spotify.com/show/7u2xJpHhAbuQPspbflKC7d?si=KYBg3cedTT-zak7lIf-CLw
たぶん来年以降、どんどん人気が出て小屋が大きくなっていく企画だと思うので、いまの小さな小屋での贅沢な芝居を観ておいたほうがいい。
東京の人、おすすめです。
開演20分前まで前売りチケットを販売してるみたい。
t.livepocket.jp/t/nowloading
公演サイトはこちら。
amoshogo.com/nowloading/
(なんだかかなりステマっぽいが、僕は関係者の誰とも知り合いでもないし、素朴な観客としていいものを観てふわふわしてます)
天羽尚吾さんはペダステで観ていたが、鈴のような声と涼やかな顔で、線が細いのに芯の強さが滲んでいて魅力的。海老原恒和さんは初めてで、この人は何者なのだろう。剛胆さからナイーヴさまで表現する演技力があり、一度聴いたら鼻唄が溢れてしまうメロディを作り、きれいな声で歌を歌う。最強では…?