今宵の歴史探偵は会津藩視点での戊辰戦争なのね。
福島県=会津藩と思われがちだけれど、県内は幕末大小様々な藩が混在していて、中には常陸方面の藩の飛び地領が幾つかあり(笠間藩・常陸府中藩など)、それらの陣屋は新政府軍に属した事から孤立し、中には旧幕府軍と血の流れる事態もあった事は県民にすらあまり認知されていないのよね。
歴史探偵
『戊辰戦争と会津』
5月29日(水) 午後10:00〜午後10:45
https://www.nhk.jp/p/rekishi-tantei/ts/VR22V15XWL/episode/te/NJVJ8XK6JQ/
常陸府中藩の飛び地の所領であった岩瀬郡長沼十八ヶ村は長沼藩と呼ばれ、そこの陣屋侍で戊辰の動乱に巻き込まれたのが中山義秀の祖父達であり、その祖父兄弟をモデルにして書かれた小説が初期の代表作と評される『碑』である。
義秀先生が生きていた頃は、お祖父さんや親戚が幕末~明治にかけての戦争の生き残りという人が当たり前のように居たのだな……というお話。
QT: https://misskey.io/notes/9tvcx6zpseas07jm [参照]