ラテンアメリカ文学を出版や流通の観点から考察する一冊。『百年の孤独』文庫版発売前に何てタイミングの良さ……。
編著者である寺尾先生が同出版社で出されている『100人の作家で知る ラテンアメリカ文学ガイドブック』や、中公新書の『ラテンアメリカ文学入門 ― ボルヘス、ガルシア・マルケスから新世代の旗手まで』もオススメですよ。
『ラテンアメリカ文学の出版文化史 ― 作家・出版社・文芸雑誌と国際的文学ネットワークの形成』
寺尾隆吉 編著
勉誠社
https://bensei.jp/index.php?main_page=product_book_info&cPath=2&products_id=103735
ラテンアメリカ文学は底なし沼なので、ハマると抜け出せなくなるのよね……私も一時期ボルヘスに沼っていた時期がありました。
ボルヘス一冊で一日中空想の世界に浸っていられる自信がある。今でも