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杉江松恋さんとの月例SFレビュー番組「これって、SF?」、10月号(9月刊行分)その2です。リンク先訂正で再掲。
杉江さんが羽田圭介『タブー・トラック』(講談社)、私が三秋縋『さくらのまち』(実業之日本社)、一見SFっぽくない2冊を紹介しました。詳しくは動画でどうぞ。
youtube.com/watch?si=icK-K86jt

『タブー・トラック』は、現代社会の息苦しさを、立場の異なる4人の視点から群像劇の形で立体的に描き出します。テレビ出演も多い作者の経験を活かした現状への問題提起を含む芸能界小説としても読めますが、終盤、さらに景色が変わります。
hanmoto.com/bd/isbn/9784065363

『さくらのまち』は、特殊設定を活かした青春小説を得意とする作者の、約6年ぶりの新作長篇です。同級生の自殺の報を聞いた主人公が故郷“桜の町”へ向かうところから始まる青春ミステリーですが、実は少しSF的な設定が仕込まれています。気になる方は動画のほうへ。
hanmoto.com/bd/isbn/9784408538

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