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トットちゃん観たよ 

原作未読なのであくまで映画を観ての話

・トモエ学園という学校はなんていうか、夢そのものって感じでそれだけでなんかもう泣いてしまいそうだった。トットちゃんの視点から世界の鮮やかさを垣間見た。想像力が溢れだす際のアニメの変容も心の縦横無尽さを表していてよかった。
・トモエ学園を馬鹿にした歌で嫌がらせされた時すぐさま替歌で応戦したところ、ヒップホップだ…!と思った。ヒップホップこれっっぽっちも全っっ然知らないのに瞬時にヒップホップが出てきたの自分でも謎。
・やすあきちゃんが亡くなってから一気に死の臭いを隠さなくなった。でもそれはいきなり表れたものではなくてトットちゃんが親しい友の死を体験して世界に溢れる死がついに見えるようになったってことなんじゃないかな。その死の最たるものの一つが戦争で、しかもただ死が訪れるのではなくて相手から奪うんだよ。飛び出したトットちゃんとすれ違った子どもたちが兵隊ごっこするシーンが挟まれたのって多分そういうこと。そもそもWW2なんて日本がおっ始めやがったんだし。教室に貼られた絵が戦車や兵隊や日の丸になったように戦争ってすべてを蝕んでいく。

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