キラーズ・オブ・ザ・フラワームーン観てきたよ
自分の利益・都合で虫けらみたいに命を左右してよいものと一方的に見なす人々が始終映し出されていてうっ…て。インディアンの命は犬より軽いと台詞にあった通りに殺されていく。
モリーの静謐でじっとした眼差しはつねに知的さを表してるようだった。
愛してるといいながらモリーの大事な人たちを手にかけて最後はモリーすら死に至らしめようとしたどこまでいってもどうしようもない男。
一番暴力を感じたのは子どもにオーセージ族の名前を授ける式の場面、最初はオーセージ族の親類や友人に囲まれていたのに今じゃまわりを見渡せばほとんどが白人で、金だけじゃなくてコミュニティすら乗っ取られ蹂躙された様が強調されて見えて悲痛だった。
観る前は206分に怖じ気づいてたけど全然時間とか気にならなかったな。引き込む画の力。
でも尿意だけじゃなくて腰痛その他諸々で3時間半も席に座ってられないって人には難しいよな…
関係者も言ってるけど結局これは加害者の視点だということは忘れないこと。
余談ですが自分は大福食って尿意に勝ちました