ずーっと前からAndroidの弱点だったサポートが異様に短い問題、やっとマシにはなりそうなんだけど、大きな問題は3つ。
1⃣メーカーとキャリアがメンテしたがらない
2⃣SoCがメンテしない
3⃣ハードウェアが持たない(特にバッテリー)
1⃣のメーカーとキャリアがメンテしたがらないはそのまんま、端末メーカーは売り切りで勝負したいしキャリアは2年ごとに買い替えてもらうことで利益を得るので、キャリアとメーカーががっちりタッグを組むことで提供してこなかった。
なので昔からサムスンとかソニー(ソニエリ)は同じモデルのグローバル版の方が国内キャリア版よりも3つメリットがあった。
・NOTTVとかFelicaみたいな日本でしか使わないハードウェアを乗せない
・OSサポートがだいたい1〜2バージョン長い
・ストレージが国内キャリア版よりも大きい
同じような立場でTensorをSoCにしているGoogleがPixel8で7年間のサポートを表明したので、Qualcommも全部このくらいにしてくれることを祈るばかり。
サムスンも自社で作ってるExynosは自社でサポート期間を決めれるはずなので、Qualcommを乗せてるモデルよりもExynosを乗せてるモデルのほうがサポート長いことを売りにできるし、サムスン以外のExynosを使ってるメーカーへの訴求ポイントにもできる。
3⃣ソフトウェアとは別に、ハードウェアは壊れゆくもので、シンプルにゴムは劣化するし、リチウムイオン電池は500回の充放電を寿命とするものが大半。フレームが変形するレベルの衝撃を与えたり画面を割ったり、LCDパネルの寿命で線が入ったりという故障は想定できる。
このうち電池は以前のAndroidは裏蓋を開けて電池パックを変えれるのが当たり前だったので、バッテリーパックの供給を絶やさないようなんとかしてもらうしかない。FairPhoneのようにユーザーでできるようにするか、持ち込み修理の窓口を確保するかでどうにかできる問題。