ヘッセの「デーミアン」を読みました 

徹底的に自己と向き合い、常に孤独と共にある少年から青年になる人間の懊悩が、心地良く、自分の心に浸ってくる。思春期をこんなに生々しく克明に描写するとは。
哲学や神学についてもあれこれ触れられていてこれまた他の本にも手を出したくなる。
主人公のシンクレアがノヴァーリスの本に心惹かれる一文があったのも個人的に嬉しかった。ちょうど「青い花」を読んだところだったんで。

「デーミアン」という魔性めいた美少年との出会いのパートについては、本書がギムナジウムを舞台にしている事もあり、萩尾望都のトーマの心臓を彷彿とさせるな……と思ったんだけど最後の訳者あとがきでも触れられていて「だよね!?」と心の中で指を鳴らした🤌

amazon.co.jp/dp/4334753558?ref

ノヴァーリスの「青い花」を読みました

豊かで色鮮やかであたたかくて愛に溢れた詩作と、高次の世界観に関する対話で構成された、なんともじ〜〜んと響く小説だった…………
(多分そういう話ではないと思うんだけど)わたしは読みながらびーびー泣いてしまった。゚(゚´ω`゚)゚。
好きな作品に出会ってしまったなあ

iwanami.co.jp/book/b247669.htm

興味本位で買った本なんだけど、コレめちゃめちゃ面白かった
まさか児童向け本でショーペンハウアーの名前を目にするとは……
大人でもタメになる事が沢山書かれていてめちゃくちゃ読み応えありました
(個人的には初手で「友達」の意味を説かれたのが惹きこまれましたね)

めちゃカワMAX!! 友だちと仲よくなるBOOK
honto.jp/ebook/pd_30948226.htm

「上馬キリスト教会の世界一ゆるい聖書入門」を読みました

ハズビンホテルを観た後に「自分キリスト教の事ってよく知らないな~、聖☆おにいさんで読んだ知識しかないな~」と思い、一番とっつきやすそうな本書を読んだ。

旧約聖書と新約聖書について、めちゃめちゃゆるく、砕けて説明されていてスルスルッと楽しく読めた!
至るところに「ノンクリスチャンの人向けにゆるく書いた本だから、全部信じ込まないでね!! 詳しく知りたい人は他の本読んでね!!」って口酸っぱく書かれていて笑ってしまったw
聖書に記載されている事は自分が思っている以上に日常に潜んでいるのだなーとしみじみ実感した。おもしろー。

honto.jp/ebook/pd_29394720.htm

ずっと気になっていた「何者からかの手紙」を一通購入したので読んだ!

私が手に取ったのは「角砂糖からの手紙」で、あまり長くないお話なので内容については伏せるけどなにか飲み物を手元に用意しておいて読むとフフッとなる、かも、です✉️☕️
大変かわいいいいお手紙だった……

品田遊さんの「止まりだしたら走らない」を読んだ🚃
ダ・ヴィンチ・恐山さん、初期の印象では人間の事が好きじゃないように思っていたんだけど……本当は人間のことが好きだし、知的好奇心の矢印が「人間」に向いているんだろうな。

ずっと群像劇としてふんふん読んでいたけど、ラスト1章についてはずっと「せ、せ、せんぱい…………」ってなった。終盤のドライブ感に圧倒。


honto.jp/ebook/pd_27317844.htm

Fedibird

様々な目的に使える、日本の汎用マストドンサーバーです。安定した利用環境と、多数の独自機能を提供しています。