新潟県立図書館が資料を所蔵しているかどうかすら答えないのは、明らかに「図書館の自由に関する宣言」に反している。宣言には「知る権利をもつ国民に、資料と施設を提供することを、もっとも重要な任務とする」と書かれているし、「すべての検閲に反対する」とも書かれているので。(私は一応司書資格持ちです)
https://www.asahi.com/sp/articles/ASRD16W0GRD1USPT00K.html
公共図書館に行って「この資料ありますか?あるなら閲覧したいです」って言った時に「あるか無いかわかりません」て答えるなんて、あってはならないことなんだよね。私は司書講習で先生に「利用者が見たい資料があるなら草の根をかき分けても探し出してきなさい」と教わったよ。司書失格。図書館失格。
まあこれ、どう考えても「ある」んだよね。無いなら「無い」と言えばいいだけだから。あってなお「見せられない理由が言えない」のでなければ、こんな対応はしないと思う。まずは資料が「ある」のか「無い」のかハッキリ言わなくてはいけないし、あるのに閲覧出来ないならその理由を説明する義務が図書館にはある。
そして「あるかないかわからない資料」が「戦時中に佐渡鉱山で働いた朝鮮人労働者の名簿」というところがまたきな臭い。権力が介入してきそうな案件だからだ。検閲が入っていたら、それは完全に「図書館の自由に関する宣言」違反。でも、これはまだ推測の段階。
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公共図書館に行って「この資料ありますか?あるなら閲覧したいです」って言った時に「あるか無いかわかりません」て答えるなんて、あってはならないことなんだよね。私は司書講習で先生に「利用者が見たい資料があるなら草の根をかき分けても探し出してきなさい」と教わったよ。司書失格。図書館失格。