The Bearのシーズン2、やっぱずっともやもやしていて、それはカーミーが人間として成長するためには、特定の大切なひとりの女性を愛することが必要であるかのように描かれたためなのかな、とぼんやり思う。彼女がmanic pixie dream girlだろうとなかろうと、あのすてきな仲間たちと信頼しあって生きるだけでは人間には何かが欠落しているかのように扱われてしまうんだろうか。プライベートと仕事はそうも簡単に分けられるものだろうか、愛か、仕事か、ふたつにひとつ、というものでもないと思うのに。親密な、一対一のパートナーシップを育めてこそ、ひととして深化するみたいな、そういうのってよくある表現だし、もちろん現実でもそういうふうに言われたりするが、本当にそうか?と疑われることがないよね。それが嫌なんだよなあ。彼が昔のまま、頑なに自分の殻に閉じこもって、周りはどんどん成長していく、その隠喩的表現が最終話ならば、もっと様々な人間関係の中でそこからの解放を見せたっていいのに。ひとりのひととつがえないひとはだめだ、って表現を増やさないでほしいし、あの彼女とうまくいけば、それでなんか変わる?みんな既にカーミーを愛してるのに。
人権の彼岸」から世界を観る――二重基準に抗して 岡真理
https://www.tup-bulletin.org/?p=4236
"バイデン大統領はロシアの攻撃をジェノサイドと表現したが、イスラエルによるガザ攻撃を「国際社会」がジェノサイドと呼ぶことはない。ロシア軍に対峙するためにウクライナ市民が火炎瓶を手作りするのは正当なレジスタンスとして、日本のメディアは応援するかの如く好意的に報じるが、ガザのパレスチナ人が、国際法や安保理決議や人権規約に違反しながらイスラエルが継続する占領や封鎖に対して武装闘争をおこなうのはテロと非難される。"
事務的なご連絡です。
中東(狭義)で大きな戦争がはじまりました。中東はTwitterでないと入ってくるべき情報が入ってこないので(Twitterにはガザ地区の英語話者が何人もいる)、しばらくTwitterにいて、イスラエルの爆弾が都市そのものを破壊しつつあり、送電も食料も停止されてすさまじい兵糧攻めが開始されつつあるなか、電脳空間に何とかつづられている現地からの言葉をRTするなどしています。
Twitterアカウントをお持ちでない方はTwilogでご覧いただけると思います。「10月」のページから、各日のログという形でご確認ください。イスラエル/パレスチナ、ハマス、ガザ地区攻撃に関しては7日以降です。
https://twilog.togetter.com/nofrills/month-2310
The Bearのシーズン2、やっぱずっともやもやしていて、それはカーミーが人間として成長するためには、特定の大切なひとりの女性を愛することが必要であるかのように描かれたためなのかな、とぼんやり思う。彼女がmanic pixie dream girlだろうとなかろうと、あのすてきな仲間たちと信頼しあって生きるだけでは人間には何かが欠落しているかのように扱われてしまうんだろうか。プライベートと仕事はそうも簡単に分けられるものだろうか、愛か、仕事か、ふたつにひとつ、というものでもないと思うのに。親密な、一対一のパートナーシップを育めてこそ、ひととして深化するみたいな、そういうのってよくある表現だし、もちろん現実でもそういうふうに言われたりするが、本当にそうか?と疑われることがないよね。それが嫌なんだよなあ。彼が昔のまま、頑なに自分の殻に閉じこもって、周りはどんどん成長していく、その隠喩的表現が最終話ならば、もっと様々な人間関係の中でそこからの解放を見せたっていいのに。ひとりのひととつがえないひとはだめだ、って表現を増やさないでほしいし、あの彼女とうまくいけば、それでなんか変わる?みんな既にカーミーを愛してるのに。
翻訳と身体。オタク。おとな🍰🏳️⚧️🏳️🌈
Q for quoiromantic, questioning, and queer
she/they