わたしは売買春合法化賛成。前は反対だったんだけど、真夏の炎天下のなか交通整備のためにコンクリート道路上に立ち続ける男性を見て、あの人も危険な労働条件ではあるけど少なくとも労基法に守られてはいるんだなと思って、セックスワーカーも法で守られるようにするためにはとりあえずその存在を合法にするのが第一歩なのかなという考えに変わった。
でも社会全体がインセルで構成されてるみたいな国なので、絶対にセックスワーカーに主導権を与えるようにしないといけない。合法化するとしたら例えばプレイ内容はセックスワーカー側が決めるとか、他者にセックスワークを勧める発言を違法にするとか、そのくらいの「主体性の尊重」が必要だと思ってる。
そしてそのためにはそもそも社会全体の人権感覚が上がる必要がある。例えば現状でも岡村隆史みたいな人間がいまだにカメラの前に立ち続けたり、この前の茨城県警の職員が性被害にあったセックスワーカーに「そういう仕事でしょ」って言った件とかを考えると、かなり不安。そういう低レベルの人権感覚で売買春合法化しても性的加害のお墨付きを与えるだけになりそうとも思ってしまう。

この「セックスワーカーの主体性を確保する法律を作る」というのが一番大切だと思うんだけど、自公政権下では無理だろうな。女性は自我を持って生きる人間であるという認識すら不可能で、ただ産む機械としか思っていない集団なので。(「アフターピルを女性が悪用する」ってなに?)政権交代しないとこの国の社会は永遠に前に進めない。


ちょうど昨日読んでたやつ思い出した
うん、今の政権には本当に守れる法整備は絶対無理。

「スウェーデン・モデルとは?
それは、性的サービスの購入と買い手を犯罪とする法的モデルです。」

「この法律は、セックスワーカーの安全、健康、生活全般に対して有害な影響を及ぼしている...特に、路上で働く不法滞在の移民女性など、すでに不安定な生活を送っている人々の困窮を増悪させている...法律は、セックスワーカーの心身に危険な影響を与える、より危険な状況下で働くことを強いている」

「法律が変わって以来、暴行、強盗、レイプといった凶悪犯罪が増えました。普通の客より、潜在的に暴力的な客がコールしてくる可能性の方が高いんです」

「現実には、買春を犯罪化することで、セックスワーカーにとってより危険な労働環境が生じています。」

「非犯罪化とは、セックスワーカーが罰則の脅威にさらされることなく働くことができるようになることです。売春に関する刑事罰や行政罰を廃止する。セックスワーカーの職場は雇用法で規制され、労働者は管理職の責任を追及し、労働組合を結成できるようになります」
note.com/7cot/n/n58200c0901e5

「罰される可能性があるのにわざわざ性サービスを利用しようとする人」となると必然的にまともではない客が増えますよね。セックスワーカーの安全を守るためには客の質の向上が不可欠で、スウェーデンモデルは失敗だとわたしも思います。重要なのは「誰に罰則をかけるか」の議論ではなかったんでしょうね。

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