リ一バルのプライドと愛着って、自分(カッコいい理想の偶像)の構成要素となるものを大事にしてる……みたいな感じ。オオワシの弓もそうだし弓につけてる英傑の衣と揃いの布もそうだしメドーもそう。自分のことが好きだしその好きな自分を形作ってるモノも好き。故郷はもちろん自分のルーツだから愛している、そういう感じのイメージ(?)

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リトの英傑のプライドの高さは何から来てるんだろうな~と考えると、自解釈ではわりとあれも「故郷愛」の一部なのだと認識しているらしい。愛する故郷の伝統、敬愛する戦士の同輩たち、 その頂点を飛ぶ者としての自負。彼もまたリトの戦士という御伽噺の煌めきに魅せられ憧憬を抱いた人であるのだよと。

「リト最強」「リトいちの」といった枕を自信満々に言い放つところとか故郷愛とか、リ一バルもまたリトの一族としての誇りというのも持ってる様子がある。
あるからには、戦士という職の伝統もある程度は誇りの一部として尊重してるだろうが、同時に「自分のスタイル」を持っている孤高の英雄でもあるので、まあ伝統をより自分好みに解釈して実力でそれを全体のスタンダードにさせるくらいのことはしてそう。

たとえばメドーを気に入るリ一バルは、訓練を経て「まるで自分の手足のように神獣を操る」ところまで行ったときにまず自己愛向上心のあたりで(メドー!悪くないな……!)と認めるに至ってじわじわお気に入りになってったんだろうなというイメージがある。

まず自分(の力)の拡張要素として対象を気に入って、そこから愛着が進む。

そういったリ一バル個人の歴史があった上で、後代のテバは「リトの一族の誇り」「戦士の伝統」というものの中に当然に「リトの英傑リ一バルを含んだものである」と見なして憧れているから、個のプライドが強めなリ一バルよりも故郷や一族に対する愛着やそれに由来するプライドのレンジが広くなる……感じ。

リ一バルが弓術大会優勝で個人的な賞品として建ててもらった飛行訓練場をその後他のリト達にも開放したこととか、訓練施設の充実にあれこれ素材や資金提供のしてたこととか、その辺の出来事きっかけに「良き戦士は後継ため村のために尽くすべし」みたいな新しい伝統できてそうだよな~と、テバの憧憬継承実践のやり方を見ていて思う。

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