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これは、ガザにいるハニーンさんについての投稿です。
私の個人的な都合で、Mastodonで支援の呼びかけをするのは、おそらくこれが最後になります。
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3日前、ハニーンさんのご長男のアーダムさん(9歳)のお誕生日の際に寄付をお寄せくださったみなさま、ありがとうございました。少し間が空いてしまいましたが、ハニーンさんがXに投稿されていたお誕生日当日の様子を紹介させてください。(ご本人了承済みです)
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ハニーンさん、集まった寄付でアーダムさんの誕生日をお祝いできました☺️贈り物は手作りの凧。なんとか手に入った材料でケーキも作ったそうです。
「みなさんありがとうございます。長らく見ていなかった息子の笑顔が見られて、人生で最も美しい日の一つになりました」
と仰っていました。
アーダムさんは、長期にわたって軍事侵攻の恐怖とストレスに晒されつづけるうちにほとんど口をきかなくなってしまっています。そんな息子さんの笑顔が見られたことが本当に嬉しい、と喜ばれていました。(アーダムさんについて、詳しくは後述のインタビュー記事をお読みください)
とはいえ、その後もハニーンさんたちの置かれた状況は悪化する一方です。(封鎖と軍事侵攻が続くかぎり、良くなりようがないのですが…)
続きます→
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ハニーンさんと作ったインタビュー記事の中から、カラザちゃんのことをお話しされている箇所を抜粋しました。ぜひお読みください🙏
インタビュー全文はこちら▶︎
https://note.com/itoyama_noe/n/nfd6ca4ce126f
無料でお読みいただけますが、500円でご購入いただくと寄付になります。「サポート」機能で金額を上乗せしていただくことも可能です。
世界中の猫たちの一匹としてのカラザちゃんと、そのご家族、そしてガザで生きる方々に、お心寄せいただけますと幸いです🐱🍉
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#世界猫の日 #WorldCatDay によせて、ガザにいるハニーンさんの愛猫カラザちゃんのことと、カラザちゃんをモチーフにしたチャリティグッズのシリーズ【Karaza and Watermelon(ねことスイカ)】をご紹介させてください🐱🍉
購入はこちら▶︎
https://suzuri.jp/TeamHaneen
「ガザからの脱出資金を集めるためにグッズを作りたいです。力を貸してもらえませんか?」
洋服をデザインするのが好きだったハニーンさんと日本から彼女をサポートするチームが、共同でグッズを制作しました!ハニーンさんの思いが詰まった品々を是非ご覧ください🍉🐈✨
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*ハニーンさんについて:
ハニーンさんは、パレスチナ・ガザ地区で暮らす女性です。
おつれあい、2歳と9歳のお子さん、猫のKarazaの4人と1匹で、イスラエルによる占領下でもかけがえのない生活を営んでいました。
ところが、2023年の10月を境にイスラエルによる軍事侵攻が激化したことで、一家の生活はことごとく破壊されました。
まず猫のKarazaが奪われ、さらにはおつれあいも連れ去られ、ハニーンさんは現在、ふたりのお子さんをたったひとりで守っています。
「ガザに安全な場所はありません。わたしと子どもたちは、どこにいても死の危険に晒されています」
子どもたちのためにも一刻も早くガザから脱出したい。
現在は閉まっている国境の検問所がふたたび開いた際に国外へと避難できるよう、必要な資金を集めたい。
それがハニーンさんの願いです。
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【寄付のご報告】
インタビュー記事を公開してから、55人の方にご購入いただきました。おかげさまで、
12日:€32
13日:€40
14日:€38
(15日は音信不通のため見送り)
16日:€35
とハニーンさんに送金することができています。本当にありがとうございます😭✨
記事▶︎
https://note.com/itoyama_noe/n/nfd6ca4ce126f
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日々の売上から少し残しておいた分とサポートとして上乗せしていただいた分で、あと2日ほどは送金を続けられそうです。引き続き、記事の拡散や寄付にご協力いただけますと幸いです。GoFundMeからの直接のご支援も併せてご検討ください。
GoFundMe▶︎
https://gofund.me/be80ea77
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GoFundMeの使い方は、山中澪さんがこちらで詳しくご説明くださっています🙏
https://x.com/j030i/status/1776374792947683712
ガザにいるハニーンさんと数日前からやりとりをしています。クラウドファンディングのサイトGoFundMeで読めるご本人の言葉を日本語にしました。約1ヶ月前に書かれた文章で、現在の状況は比べ物にならないほど悪化しています。どうかお力添えください。
▶︎GoFundMe
https://t.co/QcRiArvM5s
ガザにいる方の多くが「コーヒー一杯分でもいい、小さな額でも寄付があると、自分はまだ見放されていないのだと励まされる」という旨の言葉を口にされています。ハニーンさんも「支援は私たちの命綱であるだけでなく、暗闇の中の希望の灯でもあります」「私たちがただの数字ではないことを伝えてくれます」と仰っています。一度でも、少額でも、大勢が寄付することで希望を繋いでゆきたいです。
文藝 2024年夏季号「緊急企画 ガザへの言葉」の件、「表紙についての意見を送ったらメールで意図を説明くださいました。めでたしめでたし」で終わらせるのは違うと思ったので、特集を読んだ後に編集部に送ったメールの抜粋を貼っておきます。否定的な内容です。
・一部の表現や内容をX向けに変えています。
・返信は編集部としてではなく、編集者さん個人のお名前でいただきました。クローズドな場でのやりとりだったのでここでは伏せています。
私が立場を明確にしてほしいと繰り返すのは、河出書房新社がガッサーン・カナファーニー『ハイファに戻って/太陽の男たち』の版元であることや、9月にリファアト・アル=アルイールさんの編集されたガザの若い書き手たちによる作品集『ガザ・ライツ・バック』の刊行を控えていることも大きく関係しています。
【お知らせ】
SFレーベルKaguya booksより、短編集『我らは群れ』が電子書籍で刊行されました。
こちらではご報告ができていなかったのですが、昨年の秋に第3回かぐやSFコンテストで審査員特別賞を受賞しておりました。
『我らは群れ』はその副賞として刊行された短編集です。受賞作「叫び」と、「叫び」を気に入ってくださった方に楽しんでいただけるものをという基準で選んだ2作品が収録されています。
収録作品:
・馬の話「叫び」🐎
・蚕の話「飼育」🦋
・百舌鳥のはやにえの話「定点観測」🦗
いずれも人間以外の生き物(と人間)をめぐる小説です。井上彼方さんと堀川夢さんの連名による、愛ある解説と一緒にお楽しみください。
商品ページです。
https://books.kaguya-sf.com/books/far-together
発売日の記事です。
https://virtualgorillaplus.com/nobel/far-together/
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お話を書いたり、はやにえを探したりしています🦗🪱🦎 作品リスト▶︎ https://www.foriio.com/itokawa-noe