茅田砂胡さんのは、少女の頃からずっと読んでいるファンタジーシリーズの新刊
周囲の人々が主要キャラたちの美貌や能力に驚嘆するという展開が繰り返されるので、ややマンネリ感があるし、「日本スゴイ」や異世界転生チート主人公ラノベ系にも通じる「接待もの」の快楽があるな〜とは思っているんだけど、描写がこなれているし、やっぱりそういうのって気持ちいいんだよね〜（照）
仕事で疲れているときや、熱が出て体調が悪いときにもぺろっと読めて楽しい気分になれるので、私は大好きです
『天使たちの課外活動』の⑧⑨⑩は演劇ものになるそうで、ヴァンツァー・ファロット、レティシア・ファロット、ライジャ・ストーク・サリザンが中心人物になるっぽい（⑩はまだ未刊行）
私はファロットの3人が好きなので、⑧⑨はめっちゃ楽しかった......
特に⑨！ レティシアのセム大の先輩ジョン・チャンピオンが出てくるんだけど、これがいいキャラクターだった キャラデザが『鬼滅の刃』の煉獄杏寿郎っぽい！（笑） 煉獄さんも好きだし、チャンプも好きになってしまった
茅田さんの作品は、わりと異性愛規範強めなので、そういう意図はないとは思うけど（レティシアは女性名だけど男）、気になる先輩への告白みたいでときめいた
チャンプ×レティシアの同人誌が読みたい
「主従もの」「恋愛感情のない二人が恋愛関係のような振る舞いをする」といったシチュエーションが、きっと私のツボなんだな
だから、ヴァンツァー×シェラ・ファロットとか、チャンプ×レティシアの組み合わせが好きなんだよ
ファロットは元暗殺者一族で、シェラはリィの従者 ヴァンツァーを天敵だと思っているが、周囲からはカップルに間違えられたりする そういうところに萌える
この話したいけど、70冊くらい続いている小説なので、話の通じる人を探すのがたいへんそう
ファンはたくさんいると思うけど
レティシアはヴァンツァーにチャンプの情報収集を頼むんだけど、それがチャンプにバレて、レティシアが理由を説明する場面最高だった
「チャンプがどんな人間か、知りたかったんでな」
「攻略したくってさ。そのために情報が必要だから、あいつに頼んだんだよ」