急な自語り
当時の顧問が、私たち三年生が引退するにあたって一人一人面談してくれたんだけど、その際に「あなたは暗いトンネルの中にいて、その中でずっともがいている。そのままだと一生そこにいることになるよ。自分から光に向かって歩き続けなさい。足を止めてはいけない。三年間この厳しい場所から逃げなかったあなたならできる」って言われたことが印象に残ってる。たぶん今でも私はそのトンネルの中にいるんだけど、生きること、歩くことを辞めないでいるのは先生のこの言葉があるからだな〜と思い出すたびに思う(よく忘れる)。今思えば現国の先生らしいわかりやすくて美しい表現だったな。「歩き続けることをやめない」の言葉と一緒に先生から贈られた「不撓不屈」の言葉のおかげで、同人活動で辛いことがあっても1000枚以上の漫画とイラストを描きつづけられたし、それにともなって画力が向上したし、自己肯定感の低さは自他共に認められるけど、潰れてしまわないタフさはこういう土台があるからだろうな、と思う。先生、ありがとう……