『破果』が面白かったので、ク・ビョンモ『四隣人の食卓』を読んでみました。前情報なしで選んだので(タイトルから、何となくミステリっぽい?雰囲気と勝手に思ってた)想像してたのと違うテイストの小説だった。進まない仕事、山積みの家事、寝不足、夫の無理解、窒息しそうな暮らしのディテールで畳み掛けてくる、人里離れた育児共同体で生きる女たちの群像劇。家庭生活に国家が口を出すことのグロテスクさ。たまたま今日、子どもに「ゥチは赤ちゃん産みたくないな、大変そうだから」(自分を育ててる私をみて大変そうだって思ってたのか?おもろい女だな)と言われて「自分を一番大切にして、楽しく周りに優しく生きていられるの、素敵だと思うよ」と言いました。子どもを産み育てる人生、自分の子には強くお薦めできないね、私はね。
何の言い訳だよって感じですが、自分の子には毎晩「可愛くて可愛くて、子ちゃんがパパとママんとこにうまれてきてくれて、毎日幸せだよ」と言って寝かせてます。大癇癪起こされた時とかは「大変だけどね」と付け加える時もありますが。そのせいで大変だって思ってるのかな。弟も妹もいないたった7歳なのに「赤ちゃんいたら大変」って思ってるの、何でなんだろ。私が赤ちゃんの頃の面白かったエピソード(💩スプラトゥーン事件とか)色々聞かせてるせいかな。