都現美、コレクション展の特集「竹林之七妍」が高橋龍太郎コレクションよりだいぶよかった。じっくり反芻したい。開発好明展も、アーティストのある種ナイーヴな政治へのアプローチが単にその実脱政治的になってしまうという危うさを抱えつつ、そうした危うさがなんの因果か世界と噛み合ってしまう瞬間に妙なアクチュアリティが生まれる、というのを目撃する感じでこれもこれでよかった。
竹林之七妍、冒頭の高木敏子がめちゃくちゃよくて、エヴァ・ヘスとかのポストミニマルを、あそこまで不定形ではないけど、日本の伝統的なテキスタイルでやるみたいな…(もっといい言い方あるきがするが)。天井からつるファブリックの立体おもろすぎた。
福島秀子、朝倉摂もバキバキでかっこよかった。ただそれにつづけて野村和弘をみると、よくないデュシャンピアンみたいなところがちょいちょい滲んでてきつかった(女性の身体表象への態度とか)
三階の各パートもきれいなキュレーションでちゃんと見応えがあった(前来たときと展示替えしてない部屋もあったので飛ばし見しちゃったけど)
あ、高橋コレクションにも竹林にもでてる前本彰子、一瞬ゼロ年代とか2010年代初頭かと思うようなテイストの立体(インスタレーション?)が80年代とかでまじか〜と思った。
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福島秀子、朝倉摂もバキバキでかっこよかった。ただそれにつづけて野村和弘をみると、よくないデュシャンピアンみたいなところがちょいちょい滲んでてきつかった(女性の身体表象への態度とか)