今更ながら『紅はこべ』を読んで、祖母にパフェを食べに連れて行ってもらった5駅先の不二家や痛快世界の冒険文学全集のことなどを思い出したりした。
盛り盛りの華麗な形容詞! 巻末に「本書には現在からすると穏当を欠くと思われる語句や表現がありますが〜」と断りを入れられるのも頷ける表現! 赤毛のアンとかにたまに出てくる"彼女が歩いた跡にさえ口づけるほどの崇拝"をマジでやる男!
こういうのだよ。たまにはこういうの浴びたいよね。
なんかの間違いでトムヒがパーシー・ブレイクニー演じてくれないかな。「キザな態度、気取った様子、繰り返される愚かしい笑い……」をぜひやってもらいたいんだけど。だめかな。

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ミュージカル版(の宝塚版)しか知らないので全然内容が違って慄いたね。しかしパーシーくんのど厚かましさだけは潤色の壁を貫通しているので、やっぱりおもしれー男ですよパーシーくんは。

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