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ピオーネとコーヒー。ポットに残ってるコーヒーは納豆フレーバーじゃなかった。不思議。

思い出すといえば、バフチンを引いて小峰ひずみさんが、他者から言われた言葉との闘争ということを言っていたのが、印象強く残ってる。ぜんぜん触れたことなかったけどバフチン、少し勉強してみたいと思った。

ええー、さっき淹れたコーヒー、ピオーネ食べた後に飲んだら納豆フレーバーになった！？！？

家のコーヒーで納豆感じたの初めてだわ。ピオーネ前はふつうのコーヒーだったのに。

少し前に耳にした「対話というのは、自分が話すことによって相手が変わる可能性、相手が話すことによって自分が変わる可能性を感じなければ成り立たない」という話をちょくちょく思い出す。

これって、あれか。國分功一郎さんの「暇と退屈の倫理学」的な話かもしれないな。

何かしらの建築を見にいきたいな。ずっと行ってない。洋館でも数寄屋造りでも、住宅でも、美術館でも、学校でも、教会でも。できたら少し古めのがいいな。庭もあると尚いいな。

何だろうな。眠れないときに、ただ布団に寝転がってることができなくて、眠気が来るまで本読んだりスマホ見たりしないと居られないんだけども、それみたいに、居た堪れない、落ち着けないときに、建築物の中にいたら、空間に存在しやすくなる気がするのかもしれないな、と、ふと思った。

カフェインレスのコーヒー淹れた。あったかい飲みものがじわっと身体の温度を変えてく感じ、いいなあ。

さっき急に、妊娠出産のころに縋るように読んだ川上未映子「きみは赤ちゃん」のなかにあった「これが私の個人主義のはじまりです」的な一節が浮かんできて、ああ、と分かったような気がした。そうか、って。夜中の台所で。

備忘。

2極化激しい政治情勢について。
相対性のもたらす不安に耐えられず、人々が世界中で怯え、そのために攻撃的になって争っているのかもしれない。それは、ニーチェがかつて描いた、カンテラを提げて神を探し回った狂人だけでなく（あそこでは、まだ周りの人々はこの男を嘲笑っていた）いまや「神が死んだ」「神はどこだ」と多くの人が半狂乱な状態なのかもな、と昨日思った。