ラザファムから見たローゼマインってどんな感じなんだろうなあ。ローゼマインがこの発言をした時、ラザファムはおかしそうに笑っているんだけど、それは恐らく「迷惑をかけ通し」という言葉に、幼いローゼマインに振り回されながらも何だかんだ楽しそうだった(あるいは幸せそうだった)フェルディナンドのことを思い出したから、だよね。
ロゼマちゃんに振り回されている時は文句たらたらなのに、実際はフェルディナンドはそういう毎日を生きたがっていて、多分そのことをラザファムは知っているんだろうな、みたいな。
あるいは、フェルディナンドの命を救ったのは他ならぬローゼマインなのに、その彼女が「迷惑をかけ通し」なんて言うからおかしかったのかもしれないな。「迷惑をかけ通し」とローゼマインが思うのはフェルディナンドが気難しい人間だからで、そうやって気難しさを取り繕わずに出していける相手がローゼマインなのか、みたいなことを思ったかもしれない。