SNSは恐ろしいツールで、最近は自分以外の全人類が放映中のガンダムの新作に熱狂しているように世界が見えており、ぼちぼち内容が気になって仕方がなくなってきてはいる。自分の会社にもガンダム部という公式の部活があるが、ガンダムにやけに詳しい人はそこかしこに偏在していて文化の厚みを感じる。私は映画「逆襲のシャア」が大好きで、主人公アムロ・レイの「世界に人の心の光を見せなきゃならないんだろ!」というセリフを自分の曲でサンプリングしていたりもするが、巨大な隕石の地球への落下を敵味方隔てなく阻止をしようと躍起になる感動のラストシーンで、敵陣のパイロットが機体の崩壊も省みず、果敢に隕石を押し返そうと奮闘する際に放つ「やってみる価値はありますぜ!」もまた名ゼリフ過ぎてライブのリハだろうが仕事のやりとりだろうがお構いなしに日常的に使いまくっている。ちなみにPlayStationで遥か太古に発売された同タイトルのシューティングゲームもなかなか好きでそれなりにやり込んだ記憶があるが、当時本屋で手に取ったクソゲー年鑑的な書物にしっかりと代表的クソのゲーとして記載されていて「馬鹿にして...!」と思った事がある。