Takeoff が死んで悲しい。honninmanはまともに音楽を聴き始めたのが大変遅く、トラップとの出会いは2017年の春、友人の高橋聡太さんとの会話の流れでたまたま聴いたMigosがきっかけ。その頃は曲作りなどは始めておらず、ただ漠然となんらかの「声を用いた表現」をやってみたいと考えていて、ラップはルールも明解だし、トラップはさらに参入障壁が低いように当時の本人の目には映り(浅はか)、ひとつMigosをやってみようとの思いでスタートしたのがhonninmanだった。なので、初期のhonninmanの楽曲には「駄目 dat way」「Y.N.N(Yatteikushika Nai Nation)」など、Migosのパロディがたくさん出てくる。2018年に曲作りを始めて、その年は64曲も作ったのに(えらい)、結局Migosみたいにかっこいい曲は一つもできず、そのうちハードコアパンクの歴史を調べる方に興味が向いて、今ではMigosもアトランタっぽいトラップも、全然聴かなくなってしまったけれど、Migosと出会ってなければ音楽を始めてないのはきっと確かで、Takeoff が死んで悲しい。