これ録画で見たんだけど、めっちゃモヤモヤした。
まず最初のナレーションが「大正時代に渡ってきた朝鮮人が多く住み…」。ただ【時期】しか言わず、植民地だったことは一度も言わない。
その後も街の人たちにインタビューするんだけど、在日の被差別の歴史は巧妙に避けられてる。
そのなかで強烈だったのが、朝鮮学校出身であろう女性の「日本憎しの教育を受けたけど、私こそ偏見を持っていた」みたいな台詞。いや、この人の個人的な心情としてありうるでしょう、そりゃ。
でもそもそもの話をしないままこれを挟んでくる。でもって、いまは韓流もあるし、日本人、コリアン、ハーフの子どもたちが仲良くやってますって構成。いやびっくりしたわ。
https://www.nhk.jp/p/72hours/ts/W3W8WRN8M3/episode/te/8LML7PPN19/
因果をごまかして、どっちもどっちで仲悪かったけど、韓流があっていまはみんな仲良くしてますよ、って印象づけたいんだなって。