今日は代休を使って『牯嶺街少年殺人事件』を観ました。映画を好きでよかった。神が降りてるショットの連続でした。
話は切ない…切ないが、自由を求める気持ちと安心を求める気持ちの入り交じりかたがつくづく思春期であり、そして不安定な台湾の一時代にとどまらず、人間というものにとって普遍性のあることと感じられた。4時間もあるけれど観てよかった…
文化が衝突し混ざり合っている状況の、大きな原因の一つに日本の台湾統治があることも認識せざるを得ない。だって住んでるおうちが、日本が残していった日本家屋で、天井裏から日本刀が見つかったりするのですよ。
台湾行く前に観ればよかったなあというのが唯一悔やまれる。