SNSの評価の仕組みも個人的には承認欲求モンスターを作る悪い一面があると思っている。
フォロワー数の多さを自身の評価と勘違いしているネットイキリ垢は、昔も今も多い。フォロワーなんていくらでも増やせるし、フォローバックを狙ってフォローしてくる美人局的な業者アカウントも多い。
またいいねについては文脈から同意を示すものであるが、ブックマーク的使い方を昔はされていたことはあるものの、それは確かに自己を肯定する指標になるだろう。
TwitterのRTは同意であるだけでない場合もあるし、ネットウォッチャーが観察のためにフォローすることもあるし、関係性を円滑にするために義理で評価する場合もあるだろう。
なんにせよ、人の評価は数値だけでは表せない。
インプレッションやフォロワー数、RT数が多いからといって、その人自身がよいと評価されることはまれだし、本来、ネットだけで人を評価することは無意味だと私は思っている。
ま、ネットに限らず、その人となりを見るには実際の言動を見たり、関係性を鑑みたりすることである。
ネットでしか知らない人間によくそこまで思い入れできるなと、私は常に不思議でならない