いまやみなが使うネットサービスにはサジェストエンジンが当たり前に組み込まれている。
のみならず、関連性の高いコンテンツしか見せない、みたいなアホのようなアルゴリズムを作ってユーザーを翻弄するサービスもある。

そもそもサジェストはユーザーが興味のある項目に寄せていくことで、ユーザーの利便性や満足度を向上させる機能であった。
確かに自分の関心に近いもの・ことが表示されるのは便利だが、一方でそれがウザくなることもある。

追跡広告やYouTubeが顕著な例だが、例えば不動産について調べていただけなのに、不動産関連の広告が出っ放しになるとか、おすすめ動画が不動産ばかりになるとかだ。
また、世論というか大多数、それが大半の人々の一般的な考え方や流行であると勘違いさせるおすすめとかトレンドとかいう言葉も悪い。
おすすめは機械的にされたくない人が大半だ。
そうでない人がネトウヨ動画や詐欺動画を延々見続けるハメになり、洗脳完了になってしまうのでは。

GDPR対策でこのあたりのサジェスト、もう少しなんとかならないか。
おすすめや関連性のようなものは適度でいいし、ヒントにしかならないもののはずだ

フォロー

SNSの評価の仕組みも個人的には承認欲求モンスターを作る悪い一面があると思っている。

フォロワー数の多さを自身の評価と勘違いしているネットイキリ垢は、昔も今も多い。フォロワーなんていくらでも増やせるし、フォローバックを狙ってフォローしてくる美人局的な業者アカウントも多い。

またいいねについては文脈から同意を示すものであるが、ブックマーク的使い方を昔はされていたことはあるものの、それは確かに自己を肯定する指標になるだろう。

TwitterのRTは同意であるだけでない場合もあるし、ネットウォッチャーが観察のためにフォローすることもあるし、関係性を円滑にするために義理で評価する場合もあるだろう。

なんにせよ、人の評価は数値だけでは表せない。
インプレッションやフォロワー数、RT数が多いからといって、その人自身がよいと評価されることはまれだし、本来、ネットだけで人を評価することは無意味だと私は思っている。

ま、ネットに限らず、その人となりを見るには実際の言動を見たり、関係性を鑑みたりすることである。
ネットでしか知らない人間によくそこまで思い入れできるなと、私は常に不思議でならない

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