君たちはどう生きるか
なんでアオサギとペリカンとセキセイインコだったのかずっと考えている、まだ答えは出ていない
鳥だった理由としては、やはり「人間に身近ながら圧倒的な他者であるから」というぬまがさワタリさんの考察が私もしっくりくる
今のところ、アオサギはその中でも特に他者性を象徴しているキャラクター(これはぬまがささんも指摘している通り)なのかなと思うが
アオサギはエジプトではベンヌであるし、欧州でも精悍さの象徴として描かれる
日本では一方で不気味な鳥であったり妖怪にさえされていたこともある
ペリカンが一番わからなくて、今のところは「新しいけど古い鳥」だからなのかなと考えている
あとはコウノトリと似ている姿かたちけどこっちは「命を食らう」と設定したかったとか
ペリカンとセキセイインコは、大叔父さまに「持ち込まれた」鳥であって、つまり大叔父さまの生きた時代には「ペリカンとセキセイインコ」は新しい鳥だったんじゃないか、と考えているのだが……
ペリカンは一応1400年代に迷鳥として記録があるし、江戸時代にも知られていた
セキセイインコは一方で、明治時代と比較的新しい
ペリカンは新しいけど古い鳥で、セキセイインコは新しいけどそれゆえに無邪気に大繁殖して……と新しいものが古くなるにつれ収集つかなくなった感じとか