猫がかわいく思えなくなる呪いの書をこれから返却にいく。
なぜかわいく思えなくなったのだろう、と考えたら、人間の愚かな部分と素敵な部分を猫に詰め込んでしまったことが原因だと思い当たった。
クィア猫ストーリーでもあり、
「冷蔵庫の女」ならぬ「冷蔵庫のニンゲン」が結構出てくる点で、ゼノジェンダー諸君の食指が動くんじゃないか。
と思うけど、猫がかわいく思えなくなるという深刻な副作用があるため、人生の数少ないとても甘美な部分をそぎおとしたいっていうモチベーションがないならおすすめしない。
マンドリルとか、あんまり接点のない動物なら良かったのにな……。全然関係ないけどマンドリルがインスタはじめたらフォローしたい。
それは孤高だと信じていたオウギワシへの憧れの揺らぎなのか、自分もパートナーシップから得られる幸福を得なければいけないという焦りなのか、それともオウギワシのパートナーの座へ憧れが芽生えたか……?マンドリル自身にもわからないこの動揺。
仕事で顔を合わせるときはいつものきりっとした表情のオウギワシ。マンドリルの胸中には強風が吹き荒れていた……!
マンドリルさんはナルシストなので
自信を無くしたりしないんだけど、
自分よりちょっと前を歩いているオウギワシさんの姿をめちゃめちゃ意識してて、
溶け顔のオウギワシ見て仕事に全振りしてきた自身の道への確信が揺らいでいるんだろうね。
実際のところは、このあとのマンドリルさんがどう出るか、からしかわからない。