新しいものを表示

先を読みたいけどもう読むのやめたい。終わっちゃうから

いやもう滅茶苦茶面白くないか!?!?名作という陳腐な言葉で表しきれなくないか!?!?

四畳半神話大系!!!!!四畳半神話大系!!!!!四畳半神話大系!!!!!

あ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

大凡先輩の一度きりの大学生活と、他者を介さない隔たりのある思想では、各人の人物像を捉えきれなかっただろうから

ここまで読み進めて、見進めてきた中で度々感じていたのだけれど、四畳半神話大系、先輩が選択のし直しで同じような人生と結末を繰り返しつつも、別の道を通ってはいるから関わる人物の別側面が見れるのが面白いところよね。
小津であれば、ある人生では他人の不幸を貪るための妖怪の類という見解しかないけれど、ある人生では彼女持ちで案外純情であることが発覚して。
樋口さんであれば、ある人生では全く関わり合いのない上階の奇怪な住人で、ある人生では自分の師匠に当たり、自由奔放だけれど笑顔が可愛らしく、人を惹きつける人物であると知っていて。

好きなものを終わらせたくなくて、夕暮れ時や夏休み最終日と同じ気持ちになる

四畳半神話大系を終わりにしたくなくて、アニメ版を挟むことで延命を図っていたのだけれど、遂にアニメ版も小説の4章に当たるパートに追いついてしまったから泣く泣く続きを読み進める所に至ってる……寂しい

あと太陽の塔もね。あれは元気で万全な時の私に良く刺さる作品だから、回復したら改めて読み返すよ

休職中ってタイミングで森見登美彦作品に再会できて本当によかった……たぶん、夜は短し歩けよ乙女と四畳半神話大系がここ1ヶ月の生活の中に存在しなかったら、平素と全く変わり映えせず、心が低空飛行を続けているだけの良くない日々を送っていた気がする……

うーーーーーーーー、好きだ……森見登美彦作品に関わる全てに良い刺激を受けている……

信用しかない。四畳半神話大系/夜は短し歩けよ乙女のアニメ製作陣に

映画版夜は短しにも出すタイミングを変えてしっくりきたシーンがあって。小説の方だとナカメ作戦って三章の文化祭の際に明言されるんだけど、映画版だと冒頭に持ってきていて。そうすることで、視聴者に対して「先輩は迂遠且つ結果が期待できなそうなアプローチを本作中ずっと熱を持ってしてるんだ」と意識づけた上で、最後の李白風パートでそれが遠回りの末ようやく効果を発揮するってことに気づかせるのよね。頭とお尻を結ぶ細やか且つ示唆的な演出が大変よかった

アニメ版の四畳半神話大系の構成が滅茶苦茶良い……小説の二章で樋口さんが「自分は自分以外の何者にもなることはできない」って語る場面を、「こんなはずではなかった」と選択を変えて永遠やり続けてきた先輩を見せてきた末に出すのしっくり来る……

相島先輩だけビジュを脳内補完していたんだけれど、公式ビジュめっちゃ可愛いな

アニメ版の方のチャリ部人生で、お決まりの先輩の空回りな努力に「嬉しかった」って笑う明石さんが愛おしかった

側から見てる先輩と明石さんとの関係って、これはフラグ立ってるだろとしか言いようがないのよね。ある時は誰もが歯牙にも掛けない中、唯一自分の映画を笑ってくれる後輩で。ある時は師匠に破門にされそうな所を必死になって助けてくれようとする後輩で。ある時は嘘の文通相手として2年間手紙を送り合っていた後輩で。恋愛脳の先輩が自家発電で使いそうな条件がこれだけ揃ってるのに、先輩の中でのヒロイン候補条件に引っかかってなかったから中々気づかない

とはいえ四畳半神話大系の先輩も恋愛脳だから、気づいてしまえば爆速で火がつくのだけれど

明石さん、先輩の中の恋愛をする上での女性像にがすらないというか……先輩が理想とする綿菓子のようにふんわりしていてキラキラしたもので頭がいっぱいな黒髪の乙女でもなければ、羽貫さんのような女性の色気を携えているわけでもなく、淑やかで物静かな主人の三歩後ろを歩く女性でもないから、先輩はなかなか気付けないんだよな……

な〜〜〜〜〜〜〜〜んで先輩は明石さんが人生の好機であって運命の相手だと気づかないんだ!!!!!!!!!!ともどかしくなるのだけれど、先輩って頭が硬くて融通が利かないお人だから、脳内にある理想像に忠実でないと気づくのに時間を要するんだよな

古いものを表示
Fedibird

様々な目的に使える、日本の汎用マストドンサーバーです。安定した利用環境と、多数の独自機能を提供しています。