デヴィッド・グレーバー「根本的他性、あるいは「現実」について」(難波美芸訳、「思想」1158号、2020年)。読み応えがあり、おもしろかった。
元来は存在論的転回の代表的論者であるヴィヴェイロス・デ・カストロ(VDC)からの批判に対する反論論文だが、存在論的転回そのものへの批判でもあり、かつ他者を記述することに関するグレーバーなりのマニフェストでもある。
VDCなどの文章をまだ読んだことがないから判断しきれないところがあるが、今の時点では個人的にグレーバーのほうがわかりやすいし、共感する。
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