不覚というか不注意というか、日本における歴史の物語論を考えるうえで大森荘蔵をまったく考慮していなかったのは本当にいけなかったと思う。よく考えれば、野家「歴史の物語論」は大森からアイデアを得ているときちんと明言していたのに。欧米の理論家のほうにしか目がいかなかった。
大森に気づいたのはここ1-2年ほどのことだが、きょう野矢「語りえぬものを語る」を読んでいたら大森と野家の過去想起について論じていたのであらためて上の件を思い出して反省した。まあ反省するだけであって、大森を読むとは言わないが…。
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