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どんなに客観的に事態が整理されても感情がおさまらないということはあって、私はかつての友だちと別れたことを引きずりつづけてそろそろ12年目になる。これはほんとうに不思議なんだけど、年々自分のなかでこのことを人に話しづらくなっていく。何もかも話したい、聞いてもらいたい、という気持ちはずっとあるのに。

たぶん、「思い出して話す」ということはそれだけでエネルギーを使うことなのだと思う。20代ぐらいまではそんなこと考えてみもしなかったけど。

昨日、6年ぐらい言えずに黙っていたことを勢いで口に出し、ささいなことではあるけど自分のなかではわりと大きなことだったので、ああ言ってしまったな〜と思っている。

別れにまつわるもろもろの感情はおそらくこのまま死ぬまで引きずりつづけるしかなく、そのことには絶望的な気持ちになるが、それでも人に話すことで幾らか軽くなる気がする。

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