麻布台ヒルズへ行く機会があった。
ほんとうにびっくりするほど休憩するスペースがなく、店に入らないでいようとすると歩きつづけるしかない空間でものすごく疲弊した。ベンチなどの座るところはもちろん、ちょっと立ち止まっていられる場所すらない。あちこちに警備員がいて、こちらが引いてしまうほど腰が低く丁寧に接されるのでコンシェルジュ的な意味合いの存在なのかもしれないんだけど、「監視されている」という印象は拭えない。
座って休みたいと思ったら飲食店に入るしかない。あるいは外にはベンチがあるのが見えた。でもこの寒いのに外で座っていられるか…?
そしてかなり意識してこじゃれた空間を作ろうとしているのに、入っている書店の棚がこれまたびっくりするほどおしゃれじゃなくて、エッこれでいいの?…と戸惑ってしまった。
てっきりコレド室町の誠品書店みたいな感じかと思いきや、そのへんの街中のジュンク堂のほうがよっぽど気の利いた棚作りをしている。選書のコンセプトとかないのか…?
一万円ちかくするマーク・マンダースの作品集とか、オッと思う本もあったんだけど、とにかく棚が…もうちょっとどうにかならなかったのかな…