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COVID-19蔓延前までは12月20日ごろから年明けまでのあいだに4、5本ぐらいライヴがあり、ワーワーしながら年を越すので気づかずに済んでいたが、私は年末年始の「特別」な感じがどうもあんまり得意でない。家族との関係は普通だし、家族以外の親族と会うわけでもないんだけど、なんだろうな…。大晦日の夜から三が日までどんどんごちそうが出てくるのも、おいしいしありがたいけどうっすらプレッシャーだ。
30日ぐらいから目に見えて落ち込みはじめてしまい、大掃除どころか日常の部屋の掃除もできず、年内に書いておきたいことも書けず、振り返りもできず、ぼうぜんとしているうちに大晦日になってしまった。
年末年始がつらい人たちを気づかう言葉を旧ツイッターでも見かけたけど、いやほんとうに疲れるよな。たかが1日のことなのに。
生き延びてお疲れさまでした。今日と明日もなんとか生き延びましょう。
私も何かを「納め」なければ、という強迫的な気持ちを鎮めるために書店に行った。
ジュンク堂池袋本店で、詩歌の棚と文芸誌の棚を眺めて本屋納めをしました。
(それにしても版元も取次も休んでいる大晦日に書店は営業しているんだよね…これもほんとうにお疲れさまです)

30日から落ち込みはじめたことには心当たりがあって、29日の夜に日本武道館で行われたバクチク現象2023がきっかけだと思う。
私はチケットが取れなかったので、家で旧ツイッターのタイムラインを検索してレポを眺めていただけなんですが。

ゲストヴォーカルを呼ぶか、あっちゃんの音声・映像を使うかのどっちかしかないよなとは思っていて、後者だったようなので…
いつものTHEME OF B-Tが流れて、いつもどおりメンバーが登場して、でもあっちゃんは出てこない、という光景を想像できてしまい、想像だけで悲しくなってしまったというか…
思えば2021年と2022年は現地へは行っていなかったとはいえWOWOWで生中継をリアルタイム視聴していたので、BUCK-TICK のライヴを観ずに過ごした12月29日は1999年以来なのでした。

あっちゃんに関してはずっとこうで、そんなに激しく感情が動かなくて、瞬間瞬間で涙が出てもすぐ止まる。でも消耗する。
「あっちゃんがいない」ということがまだよく理解できない。献花してもダメだった。それでいて思い出したように、圧倒的な喪失感が来る。

時間がかかるのだ、と痛感しています。
直近は離れていたとはいえ、四半世紀以上好きだったヴォーカリストなので、引きずるのはしかたがないんだろうな。

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