今まで生きてきた中で最悪の年は2012年から2013年にかけてなのだが、ちょうど10年経ったからか2013年のことをよく思い出す。といっても、実はこの年のことはあまりよく覚えていない。ツイログを遡ってみても、概ね楽しそうにしていて、よくわからない。
半年足らずの短い期間ではあるが、生まれた家族以外の他人と暮らしていた唯一の期間が2013年だった。6月に生活をはじめて、11月に破綻し、12月に実家(いま暮らしている家)に戻った。
当時は周囲の人に片っ端からこの件を相談して励ましてもらった記憶があるが、最近はほとんどひとに話さなくなった。家族もこの話題にはふれない。
あのときに比べれば、と思う。あのときよりはつらくない。
でも10年前は職もあったし、作文もしていたし、同人誌も作っていたし、あっちゃんも生きていた。
最悪の年なのは揺るがないけれど、いま親しくしてくれている友だちの多くと知り合ったのは2013年だった気がするし、宝塚の公演に初めて連れて行ってもらったのも2013年で、そういう年でもあった。
とにかくターニングポイントなんだろうな、ということを強く感じている。ここを抜けたら少しマシになるだろうか。なってほしい。