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国立西洋美術館「キュビスム展」に行ってきた。
14章から構成された展示で、ピカソとブラックが互いのアトリエを行き来してキュビスムを探究したという4章「ブラックとピカソ―ザイルで結ばれた二人(1909-1914)」がすごかった。色彩もなく、ほとんど抽象画のようにも見えるんだけど、抽象画じゃないんだなあ…と思った。

後半はドローネーの《パリ市》をはじめあざやかな作品が並んで、楽しく観られる。キュビスムとイタリアの未来派が合体したロシアの「立体未来主義」とか、興味深かった。
個人的にはシャガールがたくさん来日していてうれしかった。とくに《ロシアとロバとその他のものに》は、高校生のときに東京都現代美術館「ポンピドー・コレクション展」で強い印象を受けた作品で、26年ぶりに再会して涙ぐんでしまった。

タイトルだけずっと知ってたフェルナン・レジェの実験映画《バレエ・メカニック》を観られたのもよかったです。
cubisme.exhn.jp

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