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昨日もまた、おいしいきのこ鍋を囲みながら「小説が書けないんだよねえ…」とみんな返答に困る愚痴を言う最悪のムーブに及んでしまったわけですが(ほんとうにごめんなさい)ちょっと前までは「書けない」という焦りすらあんまりなかったので、「書けない、でも書きたい」という焦燥が出てきたのは前進かもしれないな。

(そもそも、ちょっと前までは亀の歩みながらも作文仕事を一応こなしていて「書いてる」状態だったのに、かれこれ10年書けていません…ぐらいの深刻なテンションにすぐなっちゃうのが、私の「書けない」を薄っぺらくしているよな…わかってはいる…)

小説を書きはじめるときというか、お話ができるときの最初のとっかかりも、音楽だったり単語だったり色々あるんだけど、今は「書きたい、何かないのか」と原料を漁ろうとしてなんとなく見つかるそれっぽいものは「場面」で、同じ場面を繰り返し想起しているので、きっとこれが何かの種なんだろう、と思うようにもなった。ただ、まだ場面しかないのでどうにもならないという感じ。気長に追いかけてみたらいいのかな。

「あったこと」で書きたいことが溜まってきてるけど、こういうボヤッと思うことがいちばん書きやすいのでつい…展覧会や読んだ本のこともおいおい書きます。

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