作文しなきゃ…と思ってPCを起動して、しばらくぼうっとYouTubeでお気に入りのMVを見ていた。作文期間にはたいていこの、ぼんやりMVを眺めたり昔のラジオの音声を聴いたり、という時間をかなり多くとっている気がする。こんなことをしてる場合じゃないのにまた怠けてしまって、ほんとうに意志が弱い…と自分を責めてばかりいたけど、最近は自分のチューニングを合わせるために必要な行いであり、時間なのではないかと思うようになった。会社に行って帰って、ごはんを食べてお風呂に入って歯を磨いて家族と話をして、という日常の生活から、作文するための脳に切り替え、作品に入っていくにはPCを立ち上げてその前に座るだけではダメなんだと思う。書くためには、実際に手を動かしている時間よりはるかにたくさんの時間とエネルギーが必要だ。 …と自分に言い聞かせて、進みが悪くてもあまり落ち込まないようにしている。