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今日は通勤の電車のなかで久しぶりに『INTENSE/MELLOW』のMELLOWサイドを聴いていた。ものすごく良かった。今週末のTourbillonのライヴを見送った時点で、そのあたりへの興味は私の中でもう完全に死んだのかも…と思っていたけど、INORANの楽曲を良いと思う感性は死んでなかったみたいだ。

最近は、生で音楽を聴く機会といえば宝塚歌劇かミュージカル系のコンサートなんだけど、どんなに歌がうまいひとが歌う名曲を聴いても摂取できない栄養が、私がずっと好きで聴いてきた音楽にはあった。
だからこの数年はずっと栄養失調なんだと思う。ライヴは心身の健康にすごくよかったと、行かなくなって感じる。

「Your light is blinding」「no options」そして「人魚」と聴いているうちに、感傷で泣きそうになってしまった。エモーショナルが過ぎてたまらない気持ちになってでも何も言葉にならなくて泣きそう、みたいに揺さぶられたのも久しぶりだった。こういう感情を集めて小説を書いていたのかも、と思ったりした。

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