"これが恋愛の状態なのかな? と感じる経験は今までにも何度かあったけれど、そういう最中の自分じゃない感じ、というか、脳や体がずっと何かに支配されているような感覚や、いつもとちがう自分の衝動的な振る舞いや状態に戸惑いを感じるようになった。"
meandyou.net/202307-hoshinoari

「自分が自分でなくなるような気がする」「コントロールが効かなくなる」ので「恋愛状態は避けたい」という話は、周囲のあまり恋愛に積極的でない人たち数名から聞いたことがある。
私自身は、そういう強烈な衝動や抑制できなさを、生活している中で接点のある人に抱いた経験はなく、心当たりがあるとすれば「推し」のミュージシャンやフィクションのキャラクターへの強い感情かなあと思う。やっぱりフィクトセクシュアルの傾向もあるのかな。

そして私は「推し」への抑えがたい激しい何かを抱えている状態の自分がそんなには嫌ではなく、いや渦中にいると「自分めっちゃキモい…」とはなるんだけど、それはそれとして「推し」がいる状態を恋しく思ってしまう。
もう3年ぐらい凪が続いているんだけど、正直寂しいです。

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あ、嫉妬や独占欲は抱いたことがありますよ。というか、仲の良い友人に対してわりとカジュアルに抱いてました。嫉妬・独占欲って「その感情が恋愛感情である証」みたいに表現されがちなので、友だち相手にこんな感情を持つ私はおかしいんじゃないか、みたいによく落ち込んでいましたね。あと20年前のAro/Aceの当事者の語りは「嫉妬や独占欲が理解できないし、向けられても困る」という感じのやつが多くて、私やっぱりAro/Aceでもないんだな…と思ったりもした。いやまあ「向けられても困る」のは私もそりゃそうなんですが。
最近はそういう執着もなくなってきたけど、単純に年齢を重ねたせいじゃないかと思う。
あと短期間だったけど、男性といわゆる「交際状態」だったときの自分のことはとても嫌いだし今でも許してない、ただそれは「強烈な衝動や抑制できなさ」のせいではないんだよな。ポジティブな感情の高揚はほとんどなかったと記憶しています。なので、私のなかでは男性と交際していたときのことは「恋愛あるいはそれに類する(と思われる)体験」にはカウントしていない。

「恋愛(以下略)体験」の箱に入ってるのは、かつての友人と行った忘れがたいライヴの思い出とかです。

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