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棚のものを右から左に動かしている途中でブラッドベリの『歌おう、感電するほどの喜びを!』を見つけた。家族が放置していたのだろうか。いや、私が買ったんだっけ?
ぱらぱら捲っているうちに「ヘンリー九世」という一篇を見つけ、これは…!と思って読んだ。タイトルどおりの話だった。最後に残された者、英国の亡霊たちとともにとどまることを選んだ者の話。

続けて「大力」を読み返し(怖すぎて忘れられずにいた話だが、やはり怖かった)「キリマンジャロ・マシーン」を読んだ(半分くらいしか理解できていない気がする)。いまは「火星の失われた都」を読み始めたところ。

表題作は成井豊作の戯曲『広くてすてきな宇宙じゃないか』の原案になった短篇で、以前にもつまみ食い的にいくつか読んでいるものの、通読はしていない本なのだが、いますごく響いてくるし、文章もするする入ってきて「読める」気がする。本と出会うタイミングは選べないなといつも思う。
前に読んだときは「ニコラス・ニックルビーの友はわが友」がとても好きだったんだよな。今回はどうだろうか。

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