本日の日経新聞朝刊に、 #八島游舷 さんの小説「Final Anchors」を起用した日本ガイシさんの広告が掲載されました!
VGプラスでコーディネートを手がけている広告企画の第三弾です。
SF短編小説を日本ガイシの技術を用いて読み解くという企画で、10月の十三不塔さんの「至聖所」、12月の櫻木みわさんの「春、マザーレイクで」に続く起用になります。個展も開催されていたYOUCHANさんがご多忙な中で今回も最高にクールなイラストを仕上げてくださいました。小説の設定と技術の関連については、今回も日本SF作家クラブさんにご確認頂きました。
本作は未来サンフランシスコを舞台にした作品。車載AI同士が議論するトロッコ問題を扱った小説で、伴名練『新しい世界を生きるための14のSF』にも掲載されました。
三つの広告では、記憶、環境、AIと異なるテーマでSF作品を展開できたことが喜びです。2022年度の広告のお仕事は一旦これがラストになると思いますが、今後もSFが持つポジティブな役割を発信していければと思っています。