おまけだけじゃなくて本の方も紹介しないとだった。
高井ゆと里/周司あきら『トランスジェンダーQ&A:素朴な疑問が浮かんだら』(青弓社、2024年)も頂戴しました。第1部「性別の重み」からして引き込まれるように読ませる構成で、編集者としてはくやしみを覚えるわかりやすさ。
サブタイトルにある「素朴な疑問」を「素朴」なままで固定化するのではなく、そこから出発しつつ認識を深めていくことを追体験できるように展開されているんですよ。
全編語り口がやさしくて、たいへん工夫して編集されています。これは特に中学生・高校生諸君におすすめしたいですね。