Cass Reviewの中で行われているシステマティックレビューというのは生物統計とか医療統計とか疫学とか言われる分野の話になります。

難しい数式やプログラムの話に当たらなくてもこの分野の基本的な考え方を易しく説明した本が岩波科学ライブラリーから出ています。

津田さんは公害問題で被害者の人たちに寄り添ってきた人で、佐藤さんはこの分野の考え方をかみ砕いて説明するのがうまい人です。

その一方で公害問題で国側について多くの人たちを苦しめてきた中村好一という学者もいます。

その人物の著書のレビューでそのことを指摘した人がいました。正しいキャンセルの見本だと思います。

中村好一の著書へのレビューで彼の行為が指摘されています。

こうして書いてくれる人がいないと気がつかないままでした。

こうした指摘は大切なことだと思います。

Amazonのレビュー: 筆者の学問への姿勢は大いに疑問 amazon.co.jp/gp/aw/review/4260

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統計学って怪しい人物や御用学者による誤用やらいろいろあります。

よく教科書に出てくるメンデルのえんどう豆のデータは捏造が疑われていたり、それを指摘したフィッシャーについては人種差別をしていた問題が取り沙汰されていたり。

最近ではあやめの花のデータはやめてかわいいペンギンのデータを使いましょうという風潮もあります。

3種類のペンギンさんたちをくちばしの長さなどの特徴から見分けてみましょうという勉強用のデータが公開されています。

allisonhorst.github.io/palmerp

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