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戦後の西ドイツにフリッツ・バウアーというユダヤ系の裁判官がいました。

戦後復興期の西ドイツでは日本と同じく政財界にナチスの残党がいたのですが、この人はドイツ国民自らの手でナチスを裁く必要があるとして、証拠を集めて裁判を行いナチスの残虐行為を明らかにしていきました。

当然反対の声や妨害も多かったのですが、徐々に味方する声も増えていったようです。

アイヒマンを捉えようと尽力した人でもあり、映画にもなっています。

このフリッツ・バウアーのような人たちがいたので西ドイツは国民たちの手で自らナチスを裁くという社会的に大きな意義のあることを成し遂げました。

一方日本は大日本帝国の残党を裁くどころか政財界の中心にすえてもてはやしてきましたね。その結果が現在です。

立命館大学の本田稔さんという方がフリッツ・バウアーについて論文をいくつか書いておられます。

以下のリンク先から読めますのでぜひ。

cir.nii.ac.jp/all?q=フリッツ・バウアー&

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