【男性による構造的な女性差別】
ホモソーシャルの構造を踏まえて社会における構造的な女性差別を考えるとこちらの図のようになります。
周縁化された男性というのはホモソーシャルの中での相対的弱者ですが、女性の人たちの側から見るとマジョリティ、搾取する側であるというのが大きなポイントです。ここを理解していないと女性の人たちをマジョリティ扱いしたり特権持ちと呼ぶような倒錯が起こります。
また、男性は自らこうした構造を破壊して女性の人たちへの差別や搾取を無くそうとしない限り、無自覚な女性差別の加担者ということになります。自分も含めて。